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時忘舎

想いで_お雛祭り

更新日:3月10日

節分も過ぎ、一歩ずつ春への足音を感じるような時期で

すね.


明日から3月、直ぐにひな祭り.

ずっと怠けて出さなかったお雛様を久々に出してみました..


久々に出すと、記憶のそれより小さかったり、きらびやかでなかったり.

幼い日の記憶に残ったお雛様はもっときらびやかで、大きく、立派に見えたのに(笑)


とても質素で可愛らしいお雛様、フルセットはガラスケースに5人ばやしと3体の女官がセットされていたのもですが、カウンターに出させていただいたのはお内裏様とお雛様のみ.


お客様のご自宅の庭に咲いたクリスマスローズをいただいたので、それとともに飾ってみました.



**************


出している時にふと思ったのですが、このお雛様、私の小さい頃によく似てるな.. ということ. とてもふくよかで子供らしいお顔だち. 自分に似た物を選んでくれたのだろうか、でも、選んだときはまだ猿のように赤い赤

ちゃんの顔の時だし.




そんな思いを馳せながら、飾るお雛様.




このお雛様は祖父母ではなく私の叔父(3代目竹中家当主)が私の生まれた1か月後に亡くなった祖母に代わっ

て選んで購入してくれたものです. (祖父は既に他界

していました)



幼き日の私と父の写真を母に見せ「私と人形、似てない!?」と申しますと、当たり前ですが母自身の小さい頃にも似てるね.. という事で、叔父と幼少の頃の母の写真を見ますと確かに似ています. 恐るべしDNA(笑) 

お雛様の面影から、私どもの繋がり、想いでを語る時間となりました.



命のリレーって、ふとした時に感じることですが本当に有難いものです.





時忘舎の庭の柳も少し芽吹き初めています.

対岸の桜並木がさくらで白む頃、柳の木は萌黄色に芽吹きますが、既に着々とその準備をしているようです.


厳しい冬を通り過ぎ、また春が訪れる、それは人間の営みも同じ事.

大変な中にいても、いつか暖かい春が訪れそしてふと振り返り、懐かしむ時が必ず訪れる.


そう信じて、日々の営みを一歩一歩すすめましょう.

そして、時にお互いの笑顔を確認しながら!!


時に時忘舎でのんびり過ごしに是非お立ちよりくださいませ.

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