梅雨に入りグズグズとしたお天気が続きますね.
何となくどんよりとした空の下
華やかな青紫が緑の絨毯を彩ります.
その名も「ポップスター」
通常の桔梗より草丈が低く
安定感があり下草の趣を出しやすいと思います.
桔梗のつぼみは風呂敷包みのような美しい形状が
見ていて飽きません.
沢山のつぼみが咲いてはしぼみ、日々入れ替わりで咲き
まるで瞬く星のようです.
古来より日本人の「色」の基準にもなった桔梗.
(6月~9月に咲く秋の七草のひとつだったことから、平安時代には高貴な方が秋に着る衣の色でした.)
濃い青緑に映える「桔梗色」の生地を重ね合わせて着た古代の日本人の色の感覚、美意識にも驚かされます.
梅雨を凌ぐ「色」の愉しみ方も「あり」ですね!
さて、本日はそんな桔梗のお話でした.